曲名 | 作曲者 | この曲について(荻野考) |
THE SACRIFICE (犠牲者) 映画『ピアノレッスン』で使われている曲です。
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マイケル ナイマン Michael Nyman |
8分の12拍子で構成されたイ短調の曲です。もしこの曲がイ短調でなかったらショパンのエチュードOp.25ー1なみに難しい曲になっていたかもしれません。イ短調の調号は♯も♭も無しなのですべて白鍵で弾けばOKなのです。 途中でイ短調の平行調である、ハ長調に変わる部分があり、悲しい曲調に少し安らぎを与えてくれます。 この曲の最大のポイントは『右手の小指を使って流れるようなメロディを奏でつつ、他の4本の指は左手と相まって伴奏を繊細に演奏する』ことにあると思います。もちろんペダリングの技術もいるわけですが、「ドタドタ」しないようにするには、ペダルを使わずに指だけで滑らかに弾けるまで練習することが必要に感じました。 よく荻野講師が取り入れる練習方法なのですが、この曲に関して言うならば、まず さらにこの右手の奏法が出来るようになったら左手を付けていくのですが、右のパターンと左のパターンは微妙に違っていて、これがまた混乱を招きます。左は左のみでよーーく練習して「そら」でも弾けるくらいになりたいですね。 マイケル・ナイマンさんは現代の作曲家です。映画の音楽は特に有名です。CDもたくさん発売されていますので、ぜひ聴いてみて、弾いてみましょう! |
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